今回は、そんな皆さんの第一志望合格率を少しでも上げるために「受からない人」の傾向を書いていきたいと思います。
引用元 http://momo88.blog28.fc2.com/blog-entry-1315.html
「滑り止めの大学を甘く見ている」
受験生の中で、滑り止めの大学を侮っている人が意外と多いです。
「日東駒専なんてちょっと勉強してれば落ちないでしょ!?」と思っている方は要注意です。
滑り止めとは、インフルエンザであろうが受かるという確証が持てるレベルの大学でないといけないと思います。
過去問を解き安定して合格点以上の得点ができて、初めて滑り止めと言えるでしょう。
自分のレベルを正確に見極めることができなければ、滑り止めも合格できないかもしれないという不安を抱えながら志望校の入試に臨むことになります。
最低限進学できる大学を確保した上で、本命の入試に挑むことで精神的な安定を図りましょう。
「自分に足りないものを理解していない」
なんとなく勉強している人いませんか??
大学や学部によってどれくらいの学力が必要なのかは、大体決まっています。
どうしたら志望校で合格点を取れるのかを分析して補っていかなければ、合格は難しくなります。
学校や塾、予備校などのペースに合わせて網羅的に勉強するだけではなく、ピンポイントで弱点を強化していく努力をしましょう。
「過去問の演習量が足りていない」
自己分析にも関わってきますが、「過去問を解く」というのは、出題形式になれるという以外にも、どこで点数を取れるようにならないといけないのかを明確にできるというメリットがあります。
合格最低点を突破するために、「全体でどれくらいの得点を取る必要があるのか」を意識し、各大問の中で得点しなければいけないポイント、これから得点できるようにならなければいけないポイントを見極めましょう。
満点を取る必要がないのであれば、優先順位をつけて得点できそうな単元から対策していくことも一つです。
「使っている参考書の完成度が低い」
学校や、予備校で使用しているテキストや市販の参考書で学習する場合、完成度が非常に重要になってきます。
なかなか実力のつかない人の多くは、問題が解けること=完成としてしまい、解答に至るまでのプロセスや根拠を意識できていないです。
英文法などであれば、正解の根拠や不正解の選択肢を切れるポイントまで抑えておかないと初見の問題への対応力は養われません。
今使っている参考書は、どこを聞かれても全て根拠まで含めて解答できるように仕上げることが大切です。
「志望校選定の理由がはっきりしていない」
受験以外でもモチベーションは大切です。
志望校に対しての理由が明確なほど、やるべきことも見えてくると思います。
「何故その大学なのか?」「何故その学部なのか?」「そこにはいった後何をし、どんな未来に向かっていくのか?」をはっきりさせましょう。
早稲田行きたいな⇒そもそも早稲田に行きたい理由ってなに?⇒有名だし就職とか有利だから⇒どんな業界や企業に行きたいの?⇒う~ん・・・⇒早稲田の〇〇学部はどんなところの就職に強いの??・・・
上記のように自問自答していくことで、本当に行きたい大学や学部が見つかると思います。
「出来ないことを何かのせいにしてしまう」
成績が上がらない理由を何かのせいにするよりも、何故上がらないのかを紳士に分析することが大切です。
参考書が合わない、塾が合わない、先生の教え方が悪い、そんな言い訳をする前に「どうしたらできるようになるか」を考えましょう。
「本番に近い緊張感を持って勉強する機会が少ない」
模試などはより本番に近い空気感で勉強する機会の一つではあると思いますが、普段からこうした機会を意図的に作っていく必要があります。
学校の小テストなどでも、この範囲が入試で出るかも知れない・・・今間違えているのに本番までに出来るようになるの!?と一つ一つの勉強に対して真剣さを持ち、より本番を意識した意味のある学習が出来るようになるかと思います。
何個くらい当てはまりましたか??
1つでも当てはまるものがある方は、改善を心がけましょう。